■Palau White Clay の美白効果
どうやってホワイトクレイはメラニンの生成を抑えたのでしょう?
メラニンは、アミノ酸の一つチロシンからチロシナーゼという酵素が働いて作られます。チロシナーゼの働きを抑えるとメラニンは作られません。ホワイトクレイエキスは、チロシナーゼの働きを抑えた可能性があります。そこで、ホワイトクレイエキスのチロシナーゼに対する抑制作用を検討しました。その結果上のグラフのように、ホワイトクレイエキスは2 mg/mlの容量でチロシナーゼの活性を50%以上抑さえました。プラセンタエキスが同じ程度の抑えるには200 mg/mlの量でした。よって、試験管内の実験ではありますが、ホワイトクレイエキスのチロシナーゼ抑制効果はプラセンタエキスの約100倍強いといえます。さらにホワイトクレイエキスは、メラノサイトの培養の実験で細胞数を10%以上増やしていることが分かりました。即ち、ホワイトクレイは細胞の活性を強めながら、メラニンの生成だけを抑えていたことになります。肌には様々な働きを持つ細胞がたくさん集まっています。細胞の活性を高めながらメラニンの生成を抑えることはお肌にとって理想的な働きと言えるのです。